だから何?と言う訳ではないけど、じゃぁトレーラー文化は?
と言うと、僕はズバリ「オリジナル。どちらかと言うと若干アメリカン寄りかな!?」と思う。
現地の書店で購入したCaravan雑誌(Caravanと言うあたりはヨーロピアンっぽい)を眺めていると、
さすが赤土に覆われた荒野の国。
やたら外観がタフなトレーラーが目につく。
見るからにタフなエクステリア。
サスペンションはリーフ+ショックアブソーバ、オールテレインタイヤを履きハイリフター。
背中には万が一の為のスペアを2本。
しかし、インテリアはどうかというと、これが実にラグジュアリー。
どちらかと言うと、イギリス系のトレーラーに近い印象で、フッカフカのソファーに使えるグリル。
天井脇一面の収納もヨーロピンぽい。でも、エアコンはコールマンのマッハミニ(笑)
因みに、オーストラリでは、ビルトイン洗濯乾燥機が好まれるようで、その記事も見かけたり。
そこまでタフではないモデルもあったり。
このエクステリアとインテリアのコンビネーションは、ヨーロッパにもUSAには無くやはりオーストラリアユニークではないかなと。
加えて、カップリング部の構成もオーストラリアユニーク。
右はALKOオーストラリア製のオフロードカップリング。
スタンダードはWDは使わないみたいだけど(でもヘッドとは2本のチェーンはかける)、
トレが前下がりの場合は、WDを薦めてるみたいだ!?。
ボールサイズは50mmとヨーロピアンスタンダード。
しかしブレーキシステムは電磁ブレーキでアメリカン(笑)
フレームもユニークだけど、なんとなくアメリカンっぽい!?。
思うに、アメリカンとヨーロピアンのいいとこ取りのような仕様なんですね。
そんな中でも、コレはイイんじゃない、と思ったのがコレ。
Jayco Sterlingシリーズ(Jaycoはアメリカンですね)。
やはり牽引車両はヨーロッパ車。
インテリアは明るくファニチャー類も整然とし快適そう。
加えてオーストラリアは、旧イギリス領の影響で左側通行。即ち左エントランス。
海路もアメリカ、ヨーロッパと比較すると近いので、日本国内にオーストラリモデルが流通しても良さそうだけど、全く見たことが無い。
値段次第では、需要がありそうだけど、どうでしょ(笑)
今回情報を仕入れた雑誌はコレ↓。
空港の書店で1000円程度(DVD2枚+別冊付)で入手!。
ほかにもキャンパートレーラー(フォールディング)専用のワイルドな雑誌もありましたが、
この雑誌、なかなか大真面目に牽引時の燃費向上に関する検証なんかをやってたりしてて
なかなか面白い。
・マッドテレイン⇒オールテレインタイヤ化:15%向上
・吸気系をシュノーケル化(現地では良く見かけます):9.2%向上
・ホイールアライメント適正化:3%向上
・タイヤ空気圧適正化;11%向上
・etc・・・・
現地の人間曰く、「トーイングの文化はアメリカほどポピュラーではないが、日本よりは普及している」と言ってたけど、正にその通りかも。
あれだけの広大な国だから、アメリカと同じく何でも牽いてしまえ!的な発想は自然だと思うし、
キャラバンで巡るには十分すぎる環境もある。
オーストラリアのトーイング文化に暫し注目する次第です。
ではでは
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