ブレーキ調整

JO

2012年01月05日 11:05

今年の正月は徹底した寝正月(笑)

あまりにも暇なのでレーラーのメンテナンスをおこなってみた。



メンテナンスの内容は”慣性ブレーキの調整”。

ここ最近、ブレーキ時にワンテンポ遅れてKnaus側のブレーキが効く傾向があって、
「遊びが大きいんだろうなぁ」と気になってはいたものの部品の機能上、二の足を踏んでそのまま放置(汗)

でも、やってみないことには始らない。

先ずは、AKS3004の発売と同時に刷新されたALKOシャシハンドブックから必要ページを印刷。
ノスタルジック!?な以前のマニュアルからすると、見たい知りたいポイントが明確になってて解りやすい。

ブレーキ調整に係わる項目は10-13頁。



予習をしっかり済ませ、寒風吹き荒れる中、作業開始。

先ずはKnausのジャッキup。



マニュアルに従い、

 ・タイヤを回転させてロックするまでスターホイールを調整(締め上げる)。
  バックププレートに刻印されているはずの”締め付け方向の矢印”が汚れでわからない。。。
  しかも、マニュアルにはcapがされているそうだけど、無い(笑)
  どうにか矢印を見つけ、その方向にカリカリと調整していく。

 ・次に、タイヤの回転方向に抵抗が無くなるまで、逆にスターホイールを調整。
  マニュアルの”adjuster until the road wheel turns freely”と言うのが、感覚的でどうも難しい。
  予め、その道のプロの方に、「こんな音が聞こえるまで(シューが微妙に磨れる音)」と聞いていたので、
  あくまで感覚を頼りに、そこまでスターホイールを戻す。
  次にハンドブレーキを上げ下げしてブレーキのセンター出し。そうすると、シューの当たりが変わってくるので
  再び、スターホイールの調整。
  この作業を数回(5、6回)しドラム側の作業は終了(このハンドブレーキの上げ下げはマニュアルに記載無し)

・次はブレーキロッドの調整
 マニュアルでは”The brake rod MUST ALWAYS run straight, NEVER bent or curved under any fittings”
 とあるが、Knausのロッドは幾分かダランと下がっており、M12ナットをダブルスパナで緩め調整⇒少々締め上げた。
 しかし、ロッドの自重もあり、run straightはちょっと困難だと思うのだが。。。 

 

 サ、サビが。。。

感覚に頼る部分も多い作業だけど、やってみると思ったより簡単に作業終了。

ハンドブレーキの角度も、少々上向きが適正と言われる位置(これくらいが適正だよと教えてもらった位置)となり、
作業自体は、間違ってない様子(と信じたい)。

続けてドラムの中も開けてみたいけど、今回は気力も工具もないのでパス。
温かくなったら、やってみようと思います。

では

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