アンテナマスト設置

JO

2012年01月08日 00:41

先日、オーダーしていた部品がドイツより届きました。

購入した部品は、テレビアンテナの構成品の一部。

このテレビアンテナ、過去に同じく現地から購入を試みたものの、その部品の性質上、荷姿は非常に悪く(マスト部分が長尺)、
重量そのものは軽いものの、体積換算で送料がとんでもなく高くなる可能性があったりして、一度は購入を諦めていたものだ。


(鳥居さん、度々の引用ですんませんm(__)m)

それが、天の声!?じゃあないけど「ポール以外のパーツが別で売ってるよ」とのありがたい情報を御教えていただいて、
一度は諦めていたアンテナを、再び購入してみようということになった。

更に、今回は5名での共同購入として、送料の負担を按分により低減。

いざ取り寄せてみると、コンパクトで軽い箱にビックリ。


A4サイズのsnowpeakのカタログと比較してもご覧の通り。


箱の中には、マスト(ポール)部以外の全ての部品と、ノスタルジックなイラストが描かれた説明書が入っている。
説明書は独逸語なので、サッパリ解らないけど、写真だけで内容は十分に理解できる。



あとは、唯一の不足部品のマスト(アルミポールφ34×1800mm)を
日本国内で購入して、必要部品の調達は完了。



さてさて部品も揃ったので、次はどこに貫通穴をあけるか?だけど、

550KUには、幸い「アンテナマストはここに孔あけてね」と位置指定がしてあって、迷う必要は一切無なかった。



クローゼット内に貼られた位置指定のシール。そんなにポピュラーな部品なんだろうか?しかもここだけ英語表記なのも?。

貫通位置も決まったので、あとは潔く!?貫通作業に入る。


指定の貫通孔径はφ38。

ホルソーがあれば一発なんだけど、たった1度の為にホルソーを購入するほど潤沢ではないので、
円周上に、数ミリピッチ毎にドリルで穴をあけていく地味な作業を繰り返して、孔開けを行う。
(説明書にもホルソーが無い場合の対応として、この手法の記載が有った)。


イビツながらも(笑)どうにか貫通。


孔さえ開いてしまえば、後の工程で難しい作業はなく、唯一悩ましいのがマストの垂直決め程度。


先ずは、室内側から


サポートブラケットを壁面へ固定して、ポールの位置決め。


続けて天井部分(貫通部位)の部品を取り付け。


コーキングしっかり+タッピングスクリューで、ルーフにしっかり固定。


次に、マストとのシール部品となる、インシュレーションスリーブ(と言う名称らしい)を装着。




マスト長は550KUの場合、1800mmだとFFヒーターと干渉してしまうので、200mmカットして1600mmとした。
(クローゼットの中間部の棚板は孔を開けて貫通)




ここまで出来たら、あとはアンテナ線をマスト内に通し、先端にアンテナを装着して全ての作業が終了。


こんな感じで、グイッ!と伸びる(笑)



気になる効果の程は、これから使ってみて・・・だけど、定性的には必ず良くなるはず。
(と言いながら昨年フィールドに出てTVを観た記憶が無い^^;...まぁ工作が楽しいので良しとしよ)


最後に、肝心の総コストは・・・

日本国内で販売されている同部品の”単品価格”に対して、結局は約1/2以下のコストで入手(^^)v
(取付工賃込みの価格だと1/3以下!)
これは思っていた以上に、直輸入のメリットが出せたかなと。

今は空前のユーロ安なので、もっとメリットがあるはず。

円高に関しては、諸手を挙げて喜んではいられないけど、海外旅行や通販には絶好のチャンス。

これを逆手にとって、また機会があれば上手く利用してみたいものです。

ではでは。

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