先代の400と同様に550に搭載されてるチャージャーは、
ドイツCARILA社のMultifunktions-ElektroversorgungEVS 34/12-DS/I (Batteriekapazität 60-120Ah)
というモノ。(60-120Ahはリコメンド容量なのか?)
先ずは・・・コイツのマニュアルにて充電特性を調査。
(全くわからないドイツ語なので当然翻訳ソフトのお世話になる)
バッテリーモニターでwatchする限り550のチャージのプロセスは、
550出動⇒帰着後(夕方)に100Vチャージを開始。チャージ初期の電圧は14.4Vの状態が暫く続き、
翌朝には電圧:13.8V、充電電流: 0.1Aの状態となっている。
この13.8Vと0.1Aの関係は、その後も不変で電圧/電流値とも増えも減りもしない。
で、マニュアルを見ていると、まさにその状態を視覚的に示すダイアグラムを発見。
Zeit=時間、Batterie spannun=バッテリー電圧、Ladestrom=充電電流
マニュアルによると、先ずは充電電流:max7Aをかけ14.4Vに昇圧しつつチャージ開始。
14.4Vキープでジワジワとチャージ電流を下げつつ6時間充電。
6時間後に自動で充電電圧:13.8Vに落とし、トリクル充電を開始。と記してある。
ん?トリクル充電?。
先日お仲間から「フロート充電」という文言!?を教えてもらって「そうかそうかナルホド」と思っていたが、コイツはトリクル充電?
・フロート充電
満充電状態になるとチャージャーのコントロールでバッテリーへの負担をゼロにする。
電圧はかかっているものの、電流値は0アンペア。負荷をかけない状態で浮動電圧値を維持。
・トリクル充電は
常時微弱な電流にて充電し続けて満充電状態をキープ。バッテリーへ負荷を与えないという利点有。
バッテリーを常に満充電状態に保つことが可能。また、過充電によってバッテリーへのダメージも回避できる。
トリクルとは「点滴」の意味らしく、点滴の如くポタリポタリと微弱電流を流し続けて、満充電をキープするらしい。
一方、フロートは浮動らしく、言わんとする意味は分かるが、トリクルorフロートどっちが良いのかがイマイチわからない。。。
Wikipediaによると、、、
鉛蓄電池は、放電が進行した状態で放置すると、サルフェーションと呼ばれる現象によって性能が著しく低下する。
そのため、使用されていない鉛蓄電池をそのまま放置しておくよりも、トリクル充電を行っておく方が電池の寿命が
長くなる(性能低下を防ぐことができる)ので、高信頼性を要求される用途ではそれらを考慮した設計が行われる。
通常の使用においても、急を要しない限りはトリクル充電によって緩やかに充電する方が電池の寿命を長くすることができ、
かつ、急速充電よりも溜められる電気の量は多い。一方でトリクル充電では外部から供給された電力に対して電池の内部で
自己発熱により消費される電力が大きいので、全体の消費電力は、通常の充電方法よりも大きくなる。
とのこと。
うーむ。。。Wikiを信じると、トリクルはサブバッテリー向けっぽく思えるし、フロートとの差はよくわからないけど、
ヘタに満充電で100Vを切ってジワジワと放電するよりも、常時100Vフックアップでトリクった(笑)方が良さそうだ。
そうなると常時フックアップで良い?いや素人の僕には良いと思うしかない。
ということで、とりあえず今まで通りの常時フックアップに決定です(笑)
しかし・・・一方で気になるのは、チャージャーの寿命。常時稼動で寿命は縮まるもんなんだろうか??
またまた新たなギモンが。
ではでは
因みに、上述のギモンを解決するべく、トレーラー購入間もない頃に某400輸入元のディストリビューターに問い合わせた事がある。
その回答は「ようするに携帯のバッテリーと一緒ですよ」だと。何がどう一緒なんだろうか。未だにコイツの意味は分からない。
それ以降、テクニカルな内容は一切聞かないことにした(苦笑)
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