選んだエアコンは家庭用のセパレートエアコン。
550のフロントロッカーに室外機を設置するのだが、550は図体の割にはフロントロッカーの特に前後方向が狭い!
という訳で機種は室外機の最もコンパクトなTOSHIBA製をチョイス。
室内機もコンパクト設計なRAS-22シリーズエアコン
エアコン本体以外に揃えた部品は・・・
・高・低圧のエアコン配管:3m・・・両端フレア加工済みのものをHCで入手
・延長コード:10m・・・エアコン専用電源用のコンセント配線
・コンセント:2個・・・エアコン室内機用と外部AC電源直結用
・2芯のVVF線:3m・・・外部電源(コンセント)~室内機用
・3芯のVVF線:3m・・・室内機~室外機接続用
・20Aブレ-カー:1個・・・外部電源(コンセント)~室内機間に設置
部品も揃い(正確には揃えながら)、先ずは室内機の設置に着手。
設置場所は定番のフロント最前部のキャビネット部。
ドアを外した状態。
キャビネットのドアを外し、ここへ室内機のブラケットのベースとなる板をガッチリ固定。
取り付けベースとなる板の背面には補強を入れて固定。板には化粧シートを張ってボロ隠し。。。
次は板に孔をあけ、背面にエアコン配管、ドレン、電源コードを仕込む。
低圧、高圧の銅製配管は硬く曲げ加工の融通が利かず、かつ極端に曲げるとキンクしてしまうので、
ジワリジワリと曲げつつ根気よく配策。
それと、ドレンは本来、左右どちらかの片方出しだが、先人の皆さんのアドバイスに従い、両方(左右)出しを目論む。
これは、トレーラー故の工夫で、設営場所により左右どちらに傾いてもドレンからキッチリ排出できるようにするアイデアだ。
しかし、付属に標準キットには片方しか付属してなく(まぁ当たり前)、別に発注し入手。
別途手配したドレン配管。しかし、納品が遅れ今回のタイミングでは装着ならず。後日追加予定^^;
そしていよいよ室内機の据付。
室内機の設置場所も室外機に負けず劣らず!?ギリギリで、どうにか設置完了。
あと10mm上下方方向に余裕がなかったら、かなりの細工が必要だったかもしれない。
板金ブラケット×室内機引っ掛けのストロークを考慮するとギリギリ寸法。電源用のコンセントはここに設置。
室内機の据付後は、"曲がらない"エアコン配管に手を焼きつつ、室外機側、即ちフロントロッカーへ配管類を貫通させる。
但し、エアコンの配管は3m。室内機~室外機間に必要なドンピシャの長さにはならず、大きく迂回し長さを調整。
ブレーカーはここに設置。
迂回させた配管。写真正面がフロントロッカーの壁面。
ドレンは極力ストレートな形状で落としたかったため、フロアに孔をあけ貫通。
位置は室内最前方の右側。
これで室内側が完成。
自画自賛だけど...いい収まりだ!
正面向かって右側の棚もデッドにならずに済んだ(^^)v
続けて・・・室外機の設置。
これが超大変(-_-;)
素直に前後左右と水平をとって置いてみるも、なんとフロントのドアが閉まらない(ドア内側と干渉)。。。
しかも、室外機の真後ろにはLPG用のスチール配管が配策されてて、それも若干変形させないと室外機と干渉してしまう。
試行錯誤を繰り返しながら、若干前後方向で斜めに搭載すると、ようやくドアが閉まり、これに合わせて固定用の土台を製作。
で、どうにかこうにか据付が完了。同時に低高圧の配管、3芯のVVF線を室外機へ結合する。
次は外部電源の設置。
エアコンは専用電源を・・ということで、エアコン専用のAC電源を設置する。
設置場所は室外機の背面。
コンセントに延長コードの片方をチョン切って、直接コンセントへ結線。そのコンセントから更にVVF線を介し室内機へ結線。
コンセントとしたのは今後の拡張性を考えて(実の所、コレも先人のアイデア頂戴だったりする^^;)。
青色のコードが外部電源用コード。
これで全ての据付、結線作業が終了。
残るはエアコン配管のエアパージ作業のみだが、今回は専門家(近所の電気屋さん)へお願いすることにした。
真空ポンプ&ゲージのレンタル業者さんもいたが、引き取り時の移動コスト等を含むと、電気屋さんへ
お願いしても、トータルコストは変わらなかったので、安心感もある専門家へ任せることにした。
慣れた手つきでエアパージをしてくれた。これで安心。
エアパージ作業と並行に設置を忘れてたリモコンを設置。
このリモコン1つで、急に550が家っぽくなった気がするのは気のせい?
電気屋さんの「はい、漏れも無さそうですね。じゃあ電源入れてみますか」の一言で、ひと安心。
実はフレア結合の締結トルクがやや心配で、ひょっとして漏れるかな~なんて思っていた。。。
リモコンを手に取り電源オン。
しばらくすると、サァ~と言う音と共に冷風が吹き出してきた。
いやぁ~快適の一言。
これにて無事にエアコンの設置が終了した。
550にセパレートエアコンが載るという実績は先人の方々の例が数台あって載ることは分かっていても、
その室外機×フロントロッカーの狭さ故、作業前は正直「1人でできるかなぁ~」なんて思いつつ作業に着手した今回のエアコン搭載。
いざ作業に取り掛かると、その全ての行程で、試行錯誤、行き当たりバッタリの連続で、都度先人の皆さんのアドバイスを
仰ぎながら、どうにか搭載することができた。この場をお借りし先人の皆さんには御礼申し上げます。ありがとうございましたm(__)m
次は16iの増設タンクかな。。。
ではでは
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