Tyron safety bands

JO

2013年09月30日 10:20

明日から10月。

秋深まるこれからがトレーラーキャンプのベストシーズンだと勝手に思っているが、
あいにく我家は10月一杯までは出動の目処が立たず。の状態。

そんな、なんだかスッキリしない気分で、ボーッとwebを眺めていたら、興味深いパーツを発見した。



そのパーツとは、”Tyron Bands”という名で、一言でいうと”ホイールに巻きつける鉄板”。だ(笑)

見た目は単純な金属バンド

原理は簡単で、コイツをタイヤの”well”の部位へフタをする形で装着する。


確かにこんな断面だ。

とすると、ホイールの径がビード径より小さくなることはなく、万が一、パンクの際もタイヤビードが、
そのwellに落ち込むことがない。つまり、タイヤがホイールから外れない。というものだ。


ビードがwellに落ち込むの図

そして”Tyron band”を巻きつけた図。


そこにフタをすればビードが落ち込むことはない。

もともとは軍事用だったようだが、この至って単純なパーツはキャラバン大国UKでは大いに推奨していたりする。

コイツを装着することのメリットは、パンクを想定した場合、

・タイヤが外れないので周辺部品の破損等の二次被害を防止
・車両をコントロール可能=スネーキングリスク低減。
・安全な位置まで車両を移動できる
・ホイールに傷がつかない

等々。

現地のキャラバンバイヤーズガイドでは「中古を購入の場合は"Tyron Bands”が装着されているかチェックすること」と記載しているサイトもあった。

少々、大袈裟に紹介している動画もあり。



またこのパーツの効果だったり安全性はお墨付きの様子で、UKではコイツを装着していると、車両保険の割引が適用されるそうだ。
(約△10%の保険屋もある様子)

このパーツを装着=スネーキング防止というモノではないが、万が一の際の二次被害防止のためにも、
装着するにこしたことはないパーツのようだ。

所でこのパーツ、価格は150~250ポンド程度のようだが、UKのサイトを色々と覗いてみても、
なぜか所謂パーツショップでは扱っていない様子。

ただ、バーストを防止するパーツではないが、この様な安全装置があるのを積極的に薦めているのは
さすがキャラバン大国であり、日本でもこのようなパーツがもっと普及すればより良いと思う。

因みに自走キャンピングカーにもこのパーツは有用で、同じく薦めているようだ。

ではでは

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