ブレーキ&ベアリングのメンテナンス

JO

2015年05月10日 17:10

トレーラを維持する上で、避けては通れない(笑)、ブレーキとベアリングのメンテナンスを行いました。
(正しくはメンテしていただきました(笑))



ブレーキもベアリングも、以前からその状態が気になっていた部位。

所が先日、知る人ぞ知る(笑)三重の凄腕メカニックさんから「出張メンテをしてもいいよー」
と言っていただき、急遽お仲間3台まとめてお願いをすることとなった。
ホントにありがたい話だ。



まずはブレーキシューの状態チェック。



残存のシューの厚さ、表面の状態は両輪ともok。
ただし右タイヤは、上側の先端にシューとライニングの若干の剥離があり、対策を少々悩んだが、自己責任の上、今回は様子見にした。
コイツは近いうちにシューkitを発注し、交換の予定だ。


赤丸の部位に剥離があった。

ドラム側の状態も良好。

チェック後は、ブレーキ調整を行っていただき、ブレーキの部は終了。先ずは一安心だ。


そして問題のベアリング。

実のところ、2012年の11月にタイヤを交換した際、右側のタイヤを空転させるとゴロゴロ感を発見。
早速ベアリングを発注したものの、ガタつきはなかったので、交換することなく(単にめんどくさがり)、手元にずっと置いたままにしていた次第。。。

やはり診断の結果は要交換。


指で確認すると明らかにゴロゴロしていた

さっそく手際よくベアリングを交換していただき、新品のベアリングとなった。

ただ不思議なのは、荷重が少ない右側のベアリングがダメになったことだ。

Knaus 550KUの室内レイアウトは左側に、ガスボイラー、2段ベッド、ヒーター&クローゼット、キッチン、清水タンクがレイアウトされてて、
実測で左側タイヤの荷重が右タイヤと比べると100kgほど重い。
当然、左側が先にダメになると思いきや、右側が先にダメになった。

同じくメンテを行ったFendtも、僕のKnausと室内レイアウトはほぼ同じで荷重負担も同じはずなのだが、やはり右側のブレーキがNGだった。
(ベアリングはOK)

聞けば過去に、左右の荷重負担がほぼ同じ条件のHOBBYも、右のベアリングがダメで交換したことがあるらしい。

バラツキの範疇なのか??、それとも日本の道路状況によるものなのか??、何か日本特有の原因があるかも。。。


そして再組み付けし作業終了。

先日、タイヤのエアバルブも交換したし、これでしばらくは足廻りは安心なはずだ。
右ブレーキシューの件はあるけれど・・・


以下、次回のメンテナンス用の備忘録。
550KU用のブレーキ、ベアリング類の品番と品名を記載。

・Alko Part No:1213890 (Alko Brake Shoe Kit 2361)


・Alko Part No:641551 (Alko Sealed Bearing 2361 (WBK38))



・Alko Part No:582506 (Alko Hub Nut 2361)
(Alkoのマニュアルによると「ONE-SHOT NUT (must only be used once)」と記載されていて、都度交換要とのこと)
   

・Alko Part No:373245 (Alko Brake Backplate Inspection Hole Plug 2361)
 




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