トイレのメンテナンス
ヨーロピアントレーラーの殆どに搭載されているTHETFORD(オランダ)製のトイレ。
今日はトイレのメンテナンスをやってみた。
sudwindには”C200CWE”という型式のトイレが搭載されています。
メンテナンス内容はカセットタンクの”リップシール”の交換。
このリップシール、なぜ交換するかと言うと・・・
このリップシールの役目は、タンクをトイレにセットした際、その連結部分をキチっとシールすることなんだけど
(and タンクシャッターのシール)、納車時のチェックでトイレのボウルに水を張った際、
正常であればそこに水が溜まり続けるはずが、みるみるうちに水面が下がってしまった。
慌てて、車外のアクセスドアを開け中を覗いてみると、水びたし・・・
明らかにシール不良だ。
リップシールを見てみると、形状が収縮していた(シール面が下がっている)。。。。
アクセスドアから覗いたところ。
リップシールが赤丸部分に密着してシールする仕組みなんだけど、わずかに隙間が発生していることになる。
400JSの時から、子供達には「最初に水をちょっとだけ出して用を足すこと!」と教えていたのだけど、
これでは、水どころかお〇っ〇まで流出してしう。。。
初出動の際にメンテが間に合わず「先ずはシャターを開いて水を出して・・・」とルール変更!?したけど、
やはり子供の習慣でそうはいかずに、あたふたすることもしばしば・・・
で、ようやく交換な次第(笑)。。。
リップシールは使い方にもよるのだけど、そう交換する部品でもないかなと。
長持ちさせるには、”常に水を溜めておく”等の諸説!?があるけど、僕はリップシール表面が乾燥していたら
常にシリコンを塗布するようにしている。
一般的に液体シール部品のO-Ring等は、劣化と性能発揮のためにシリコンを塗布したりするので、その応用です。
そんなこんなで、前オーナーの管理の影響なのか個体差なのか、何れにせよ劣化したので、ゴムが収縮したんだろう、
と思っていたけど、新旧のリップシールを比較してビックリ!。
左:新品、右:旧品。 新品は当然C200CWE用。
明らかに部品が異る(汗)。。。。
シール面(最上面)のセット時高さが違うので、これでは漏れて当然だ。
オーニングに続きまたもや不可解なことが...
気を取り直して、新品のリップシールをセットし、トイレボウルに水を溜めてみると水面は下がらずok!
これで子供達のトイレも安心だ(笑)。
では
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