2024年09月15日
2024 Summer? or Autumn? camp in 乗鞍高原
9月7-9日でまたまた乗鞍高原へ行ってきました。

前回7月は天候がイマイチだったので、リベンジという位置づけの乗鞍キャンプだ。

前回7月は天候がイマイチだったので、リベンジという位置づけの乗鞍キャンプだ。
自宅からのルートは7月と同じく中央道中津川IC~19号経由~野麦峠超え。
13時のキャンプ地チェックインを目指すと、ちょうど12時の昼食時の通過となる奈川地区の”そばの里 奈川”さんで今回も昼食をいただく。



オーダーしたのは”とうじ蕎麦”
7月の乗鞍で想い出と違う味だった”とうじ蕎麦”。
奈川地区は”とうじ蕎麦”のルーツということもあって、此処でいただいてみよう。ということになった。
それと”天ぷら盛り合わせ”をオーダー。
天ぷらは此処の売りでもあるらしい。
肝心のお味は・・・
もちろん美味い。蕎麦そのものの細切りで美味いしお出汁も美味い。
ただただ、鴨の甘い脂を感じる想い出の味ではやっぱりなかった。。。
ということで、お腹も膨れたので乗鞍へ出発する。
道中の狭くて暗いトンネル、その後の急な登りを経てキャンプ地へ到着。
今回もスッカリ気に入ってしまった”美鈴荘”さんにてお世話になる。

そそくさと設営を開始。
標高は1400mm。日差しがあると暑いが陰ると涼しい風が吹き心地よい。




今回はKIP購入時にオマケとして附属品だった!?タープを初張り。
Facebookのkipコミュニティでも同じタープを時折り見かけるので、恐らく当時のオプション品なのかな??
設営も簡単だし、ミニマムだが思っていたよりも面積もあるので、これはこれで使い勝手が良さそうだ。
設営も終わり、一服したのちに乗鞍観光センターへ向かう。

今回のキャンプの最大の目的は「乗鞍岳の登山」。
途中の畳平まではマイカー規制でバスしかアプローチできず、そのバスが此処”乗鞍観光センター”から出発するのだ。
と言っても、登山は翌日。なぜに観光センターかというと、天候によってバスの始発時間が異なるので「明日の始発は何時?」を確認するためだ。
「明日はAダイヤです」ということで、すなわち6時が始発となる。(注:7/1~10/14はこの時間が始発)
(畳平の降水確率が40%を超えると、Bダイヤとなり始発はこの時期だと8:00になる)

乗り場からは、ちょうど最終のバスが畳平へ向け出発していた。
その後はマイカー規制の終点である”三本滝”までドライブ。
道中はつづら折りの急登路で、ここを大型バスが登っていくのは驚きだ。下りもしかり。
その後はキャンプ地へ戻り、温泉+夕食後に早めの就寝とした。
-DAY2-
快晴。
6時の始発バスに間に合わせるべく5:30にキャンプ地を出発
観光センターまではクルマで1分ちょっとなので、慌てる事はないのだが「乗車客が多くかなり並ぶことがある」という情報も耳にしていた事もあり早めの出発とした。
ここで珍事件!?発生。
朝食用のパンをKIPに忘れたことに気付く。。。
どうするか・・・一瞬無しでいくかと考えたが、空腹じゃ登頂は無理。。。
ひとまず嫁さんを残しチケットを購入したり、バスの列に並んでもらう事にし、急ぎ”朝食用パン”を取りに戻ることに。
早めにキャンプ地を出発して良かったよかった。
で、すったんもんだあったものの、予定通り6時発のバスへ乗車し畳平へ向かう。

道中のバスからの眺め。この時点ですばらしい眺望
バスは急こう配を力強くグングン登り、定刻通り畳平へ到着。
所が。。。ものすごくガスってる・・・
本来はレストハウスの背後に雄大な乗鞍岳がドーンと見えるハズが真っ白。。。

しかし、、こればかりは仕方ない。
とりあえずレストハウス内のスペースで高度順応も兼ねて朝食をとる。さきほどの忘れたパンでの朝食だ(笑)
レストハウス内からも眺望よろしいハズなのだが、大きなガラス窓が「ん?すりガラス?」と勘違いするくらい真っ白で何も見えない。
朝食をとっても一向にガスは晴れる気配はなし。このまま待ってても仕方ないのでレストハウスを後に出発することに。
記念写真を撮ったり(笑)するが背後は真っ白・・・。

今回は乗鞍岳最高峰の”剣が峰”へのピストン。
コースタイムは1.5時間だが、無理せずマイペースのノンビリ登山で臨む(笑)

過去2回の富士山登山で2回共に高山病に苦しんだこと、嫁さんは初めての3000m越という事もあって、
高度順応をしっかりやっておきたかったので、まずはレストハウスすぐの平坦な”お花畑”をノンビリと周る。

お花畑は木道が整備され歩きやすいが、この時期はすでに花はシーズンオフの様子で残念。
そして小一時間ほど順応時間をとり、いざ出発。
道中はガスが晴れたり、またガスったりと、少しは期待できる感じになってきたので、テンションも上がる。
途中の”肩の小屋”までは、平たん路を進むハイキングコースで体力の損失もほぼなし。
そして順調に肩の小屋に到着。ここまではコースタイム通りだった。
トイレだけを済まし出発するが、急にガスが晴れて雄大な景色が露わになってきた。
「いやぁーキレだなぁ」と何度もいいながら、剣が峰登山道へ入る。

タイミングよくガスが飛び最高の景観を拝めたし、これから登る道が確認できたのも心の準備ができて良かった
ここから頂上までは約1時間のコースタイム。日本一初心者向けの3000m越えだとか、日本一お手軽3000m越えだとか言われているが、ホントその通りだ。
畳平~肩の小屋までの30分は、ほぼ平たん路。ここから1時間で3026mの山頂に立てる訳だから、ホントお手軽だ。
頂上までの登山道も、多少は息を切らす事もあったが特段テクニカルな箇所もなし。
しかし、再びガスガスで遠くの景色が確認できなかったのが残念だ。。。
そんなこんなで頂上まであと一歩のところでもガスガスで周囲が真っ白のまま。
「仕方ないね」といいつつ無事に頂上に到着し、頂上の”乗鞍本宮神社”へお参りなんかをしていると、
一気にガスが飛び視界が開けてきた。


周囲の登山客も歓声をあげるが、しばらくすると「晴男だから」「晴女だから」とアチラアコチラから聞こえてきたのが面白かった(笑)
しかし、雄大な景色だ。
お手軽とは言え、さすが3000m越え。圧巻の景色だった。
せっかくなので記念写真を撮りたい所だが、頂上は身動きも取れないくらいの大混雑。

写真右手が頂上神社の鳥居。
記念撮影も順番待ちの列ができており、我々も順番を待って記念の1枚を撮り(撮ってもらい)下山のため頂上を後にした。

もう少し登頂の感動を味わいたいので、頂上直下の頂上小屋付近で休憩がてら軽食をとる。

頂上小屋から山頂を望む。頂上の建屋が乗鞍本宮神社。
下山を開始すると、再びガスってきた。
頂上を振り返ると、頂上はガスの中。ホントにラッキーだった。

下山途中の間もなく”肩の小屋”での1枚。向こうはガスの中だ。
復路は肩の小屋で休憩をとることに。
小腹も空いてきたので、小屋でおでんをオーダー。
”小屋特製おでん”。かと思いきや、スーパーでよく見るパックのおでんを湯煎していたのが少し残念だったが仕方なし。
この環境でおでんをいただける事に感謝しなければならない。
休憩もそこそこに再び下山を開始。といってもここからは略平たん路なので、プレッシャーもない。
レストハウスへ近づくと、再び視界が開けてきた。

赤い屋根がレストハウス兼バスセンター。朝一は真っ白で何も見えなかったお花畑の木道も綺麗に確認できた。
そして無事にレストハウスへ到着。
振り返ると、朝一に目視でききなかった山々が確認できた。
朝一も拝みたかったなぁ。。。

レストハウス到着後、少しまってバスに乗り込み乗鞍観光センターへ戻る。
あの急坂をエンジンブレーキを巧みに使い結構な速度で下っていく。
そして定刻に観光センターへ到着。
到着後は車に乗り込みキャンプ地へ無事に帰還(笑)。
そして美鈴荘キャンプの最大の利点(笑)。徒歩で温泉へ向かう。
硫黄臭のする乳白色の温泉にドップリと浸かり、疲れた身体を癒した。
陽が傾くと、さすがに暑さは感じず、風呂上りの火照った身体でも心地良いくらいの気温だ。

乗鞍の黄昏時。この時間の乗鞍の空気感は特に好きだ
風呂から戻り夕食の準備へ。この日はまともな昼食をとってないので、早めの夕食とした。

厚切りだが、身は柔らかく臭みもなく美味かった。
「疲れた身体はきっと肉を欲しているだろう」という、嫁さんの計らいで肉料理がこの日の献立。
長野らしく、厚切りラムを野菜と炒め、濃いジンギスカンタレでいただく。もちろんキンキンに冷えたビールも欠かせない。
ラムは脂がクドくないので、初老!?の我々にはピッタリだ。
圧巻な景色、素晴らしい温泉、美味い飯。何とも充実した1日なんだろうか。
夕食後はしばしタープの下でコーヒータイム。
この灯りはKIPのポーチライトの灯りのみ。
「ナルホド、ポーチライトの正しい使い方はこういう事なんだ」と今更納得(笑)

10年以上前の乗鞍は真夏でも夜になるとダウンが必要なくらいグッと気温が下がっていたが、現在は半袖で少し寒いかな?くらい。
その後は、KIPで横になり少々Youtubeなんかを見ていたら、二人とも寝落ち。。。。
早めの就寝だった。
-DAY3-
夜中に雨が降った様子で、少々肌寒い乗鞍らしい朝だ。
ということで、焚火を眺めながら朝食をとることに。

薪は美鈴荘さんで購入。
そこそこの量でしっかり乾燥した薪が500円。
リーズナブルだし、初日の温泉入浴の際に購入を申しでたら「サイトまで配達します」と言われ、持ってきてくださった(驚)。
薪デリバリーはたまたまのタイミングだったのかもしれないが、先回もそうだが終始美鈴荘の方に親切かつ丁寧に対応いただいた。
このホスピタリティーの高さも美鈴荘はお気に入りということもある。
朝食後、チェックアウトまでの時間(12時)までは、まだまだ時間があるので、乗鞍観光の定番:滝めぐりへ出かける。
まずは”善五郎の滝”
滝まではPから800m。
熊笹がキレイな遊歩道を歩く。

此処は滝に到達するまでも見どころがあり、この青いミニ滝つぼ(笑)はホントにキレイだった。


反射してる水面もブルーなのだ
そして滝に到着、予想以上の水量にビックリ。

続けてはルート的には”三本滝”へ行きたい所だけど、そこまで時間の余裕もなく、”番所大滝”へ向かうに。
ここはひたすら階段を下ると滝へ到着。

大滝という名だけあって、更に水量があり迫力がある。
滝なんて眺めるのは記憶にないくらい久しぶりだが、夏に乗鞍へ来られる方へはぜひオススメしたい。実は我家も初めてでした(笑)
その後はキャンプ地へ戻り撤収作業へ取り掛かる。
大凡は涼しいウチに済ませていたので、イスと乾燥待ちのタープぐらいだが、日差しが強く汗ばむほどだった。
そして連結完了。
三日間お世話になった美鈴荘を後にする。

此処美鈴荘は12時チェックアウトなので、ノンビリとギリギリまで過ごしていると、出発後スグに昼食時となる。
7月は奈川で蕎麦をいただいたが「蕎麦はもういいかなぁ」ということで、今回は乗鞍のメジャーお食事処”アビーロード”さんで昼食をとることにした。
美鈴荘さんからは距離1キロなのであっという間に到着。

この日は平日だったこともありガラガラ。連結状態でも余裕で駐車できました。
そして注文。
僕はソースカツ丼、嫁さんはカレーをオーダー


かつ丼はボリューム満点(笑)
アビーロードさんへ最後に来たのは何年前だろ?と思い、blogを遡ってみると、2010年9月で14年ぶりだった。
しかも前回もソースかつ丼をオーダーしてるし・・・・。
なんだか他のメニューにすればよかったと後悔(笑)
そんなこんなでお腹も膨れ、自宅へむけて出発。
今回も無事故無違反ノートラブルで残暑厳しい自宅へ帰宅。
今回は登山もあり、更に乗鞍を満喫できたし、リベンジもしっかりできました(笑)。
乗鞍、ホントいい所です。
本格的な秋にも行ってみたい所だけど、秋はすでに行先を決定済。
次回は新緑シーズンかな。
ではでは。
13時のキャンプ地チェックインを目指すと、ちょうど12時の昼食時の通過となる奈川地区の”そばの里 奈川”さんで今回も昼食をいただく。



オーダーしたのは”とうじ蕎麦”
7月の乗鞍で想い出と違う味だった”とうじ蕎麦”。
奈川地区は”とうじ蕎麦”のルーツということもあって、此処でいただいてみよう。ということになった。
それと”天ぷら盛り合わせ”をオーダー。
天ぷらは此処の売りでもあるらしい。
肝心のお味は・・・
もちろん美味い。蕎麦そのものの細切りで美味いしお出汁も美味い。
ただただ、鴨の甘い脂を感じる想い出の味ではやっぱりなかった。。。
ということで、お腹も膨れたので乗鞍へ出発する。
道中の狭くて暗いトンネル、その後の急な登りを経てキャンプ地へ到着。
今回もスッカリ気に入ってしまった”美鈴荘”さんにてお世話になる。

そそくさと設営を開始。
標高は1400mm。日差しがあると暑いが陰ると涼しい風が吹き心地よい。




今回はKIP購入時にオマケとして附属品だった!?タープを初張り。
Facebookのkipコミュニティでも同じタープを時折り見かけるので、恐らく当時のオプション品なのかな??
設営も簡単だし、ミニマムだが思っていたよりも面積もあるので、これはこれで使い勝手が良さそうだ。
設営も終わり、一服したのちに乗鞍観光センターへ向かう。

今回のキャンプの最大の目的は「乗鞍岳の登山」。
途中の畳平まではマイカー規制でバスしかアプローチできず、そのバスが此処”乗鞍観光センター”から出発するのだ。
と言っても、登山は翌日。なぜに観光センターかというと、天候によってバスの始発時間が異なるので「明日の始発は何時?」を確認するためだ。
「明日はAダイヤです」ということで、すなわち6時が始発となる。(注:7/1~10/14はこの時間が始発)
(畳平の降水確率が40%を超えると、Bダイヤとなり始発はこの時期だと8:00になる)

乗り場からは、ちょうど最終のバスが畳平へ向け出発していた。
その後はマイカー規制の終点である”三本滝”までドライブ。
道中はつづら折りの急登路で、ここを大型バスが登っていくのは驚きだ。下りもしかり。
その後はキャンプ地へ戻り、温泉+夕食後に早めの就寝とした。
-DAY2-
快晴。
6時の始発バスに間に合わせるべく5:30にキャンプ地を出発
観光センターまではクルマで1分ちょっとなので、慌てる事はないのだが「乗車客が多くかなり並ぶことがある」という情報も耳にしていた事もあり早めの出発とした。
ここで珍事件!?発生。
朝食用のパンをKIPに忘れたことに気付く。。。
どうするか・・・一瞬無しでいくかと考えたが、空腹じゃ登頂は無理。。。
ひとまず嫁さんを残しチケットを購入したり、バスの列に並んでもらう事にし、急ぎ”朝食用パン”を取りに戻ることに。
早めにキャンプ地を出発して良かったよかった。
で、すったんもんだあったものの、予定通り6時発のバスへ乗車し畳平へ向かう。

道中のバスからの眺め。この時点ですばらしい眺望
バスは急こう配を力強くグングン登り、定刻通り畳平へ到着。
所が。。。ものすごくガスってる・・・
本来はレストハウスの背後に雄大な乗鞍岳がドーンと見えるハズが真っ白。。。

しかし、、こればかりは仕方ない。
とりあえずレストハウス内のスペースで高度順応も兼ねて朝食をとる。さきほどの忘れたパンでの朝食だ(笑)
レストハウス内からも眺望よろしいハズなのだが、大きなガラス窓が「ん?すりガラス?」と勘違いするくらい真っ白で何も見えない。
朝食をとっても一向にガスは晴れる気配はなし。このまま待ってても仕方ないのでレストハウスを後に出発することに。
記念写真を撮ったり(笑)するが背後は真っ白・・・。

今回は乗鞍岳最高峰の”剣が峰”へのピストン。
コースタイムは1.5時間だが、無理せずマイペースのノンビリ登山で臨む(笑)

過去2回の富士山登山で2回共に高山病に苦しんだこと、嫁さんは初めての3000m越という事もあって、
高度順応をしっかりやっておきたかったので、まずはレストハウスすぐの平坦な”お花畑”をノンビリと周る。

お花畑は木道が整備され歩きやすいが、この時期はすでに花はシーズンオフの様子で残念。
そして小一時間ほど順応時間をとり、いざ出発。
道中はガスが晴れたり、またガスったりと、少しは期待できる感じになってきたので、テンションも上がる。
途中の”肩の小屋”までは、平たん路を進むハイキングコースで体力の損失もほぼなし。
そして順調に肩の小屋に到着。ここまではコースタイム通りだった。
トイレだけを済まし出発するが、急にガスが晴れて雄大な景色が露わになってきた。
「いやぁーキレだなぁ」と何度もいいながら、剣が峰登山道へ入る。

タイミングよくガスが飛び最高の景観を拝めたし、これから登る道が確認できたのも心の準備ができて良かった
ここから頂上までは約1時間のコースタイム。日本一初心者向けの3000m越えだとか、日本一お手軽3000m越えだとか言われているが、ホントその通りだ。
畳平~肩の小屋までの30分は、ほぼ平たん路。ここから1時間で3026mの山頂に立てる訳だから、ホントお手軽だ。
頂上までの登山道も、多少は息を切らす事もあったが特段テクニカルな箇所もなし。
しかし、再びガスガスで遠くの景色が確認できなかったのが残念だ。。。
そんなこんなで頂上まであと一歩のところでもガスガスで周囲が真っ白のまま。
「仕方ないね」といいつつ無事に頂上に到着し、頂上の”乗鞍本宮神社”へお参りなんかをしていると、
一気にガスが飛び視界が開けてきた。


周囲の登山客も歓声をあげるが、しばらくすると「晴男だから」「晴女だから」とアチラアコチラから聞こえてきたのが面白かった(笑)
しかし、雄大な景色だ。
お手軽とは言え、さすが3000m越え。圧巻の景色だった。
せっかくなので記念写真を撮りたい所だが、頂上は身動きも取れないくらいの大混雑。

写真右手が頂上神社の鳥居。
記念撮影も順番待ちの列ができており、我々も順番を待って記念の1枚を撮り(撮ってもらい)下山のため頂上を後にした。

もう少し登頂の感動を味わいたいので、頂上直下の頂上小屋付近で休憩がてら軽食をとる。

頂上小屋から山頂を望む。頂上の建屋が乗鞍本宮神社。
下山を開始すると、再びガスってきた。
頂上を振り返ると、頂上はガスの中。ホントにラッキーだった。

下山途中の間もなく”肩の小屋”での1枚。向こうはガスの中だ。
復路は肩の小屋で休憩をとることに。
小腹も空いてきたので、小屋でおでんをオーダー。
”小屋特製おでん”。かと思いきや、スーパーでよく見るパックのおでんを湯煎していたのが少し残念だったが仕方なし。
この環境でおでんをいただける事に感謝しなければならない。
休憩もそこそこに再び下山を開始。といってもここからは略平たん路なので、プレッシャーもない。
レストハウスへ近づくと、再び視界が開けてきた。

赤い屋根がレストハウス兼バスセンター。朝一は真っ白で何も見えなかったお花畑の木道も綺麗に確認できた。
そして無事にレストハウスへ到着。
振り返ると、朝一に目視でききなかった山々が確認できた。
朝一も拝みたかったなぁ。。。

レストハウス到着後、少しまってバスに乗り込み乗鞍観光センターへ戻る。
あの急坂をエンジンブレーキを巧みに使い結構な速度で下っていく。
そして定刻に観光センターへ到着。
到着後は車に乗り込みキャンプ地へ無事に帰還(笑)。
そして美鈴荘キャンプの最大の利点(笑)。徒歩で温泉へ向かう。
硫黄臭のする乳白色の温泉にドップリと浸かり、疲れた身体を癒した。
陽が傾くと、さすがに暑さは感じず、風呂上りの火照った身体でも心地良いくらいの気温だ。

乗鞍の黄昏時。この時間の乗鞍の空気感は特に好きだ
風呂から戻り夕食の準備へ。この日はまともな昼食をとってないので、早めの夕食とした。

厚切りだが、身は柔らかく臭みもなく美味かった。
「疲れた身体はきっと肉を欲しているだろう」という、嫁さんの計らいで肉料理がこの日の献立。
長野らしく、厚切りラムを野菜と炒め、濃いジンギスカンタレでいただく。もちろんキンキンに冷えたビールも欠かせない。
ラムは脂がクドくないので、初老!?の我々にはピッタリだ。
圧巻な景色、素晴らしい温泉、美味い飯。何とも充実した1日なんだろうか。
夕食後はしばしタープの下でコーヒータイム。
この灯りはKIPのポーチライトの灯りのみ。
「ナルホド、ポーチライトの正しい使い方はこういう事なんだ」と今更納得(笑)

10年以上前の乗鞍は真夏でも夜になるとダウンが必要なくらいグッと気温が下がっていたが、現在は半袖で少し寒いかな?くらい。
その後は、KIPで横になり少々Youtubeなんかを見ていたら、二人とも寝落ち。。。。
早めの就寝だった。
-DAY3-
夜中に雨が降った様子で、少々肌寒い乗鞍らしい朝だ。
ということで、焚火を眺めながら朝食をとることに。

薪は美鈴荘さんで購入。
そこそこの量でしっかり乾燥した薪が500円。
リーズナブルだし、初日の温泉入浴の際に購入を申しでたら「サイトまで配達します」と言われ、持ってきてくださった(驚)。
薪デリバリーはたまたまのタイミングだったのかもしれないが、先回もそうだが終始美鈴荘の方に親切かつ丁寧に対応いただいた。
このホスピタリティーの高さも美鈴荘はお気に入りということもある。
朝食後、チェックアウトまでの時間(12時)までは、まだまだ時間があるので、乗鞍観光の定番:滝めぐりへ出かける。
まずは”善五郎の滝”
滝まではPから800m。
熊笹がキレイな遊歩道を歩く。

此処は滝に到達するまでも見どころがあり、この青いミニ滝つぼ(笑)はホントにキレイだった。


反射してる水面もブルーなのだ
そして滝に到着、予想以上の水量にビックリ。

続けてはルート的には”三本滝”へ行きたい所だけど、そこまで時間の余裕もなく、”番所大滝”へ向かうに。
ここはひたすら階段を下ると滝へ到着。

大滝という名だけあって、更に水量があり迫力がある。
滝なんて眺めるのは記憶にないくらい久しぶりだが、夏に乗鞍へ来られる方へはぜひオススメしたい。実は我家も初めてでした(笑)
その後はキャンプ地へ戻り撤収作業へ取り掛かる。
大凡は涼しいウチに済ませていたので、イスと乾燥待ちのタープぐらいだが、日差しが強く汗ばむほどだった。
そして連結完了。
三日間お世話になった美鈴荘を後にする。

此処美鈴荘は12時チェックアウトなので、ノンビリとギリギリまで過ごしていると、出発後スグに昼食時となる。
7月は奈川で蕎麦をいただいたが「蕎麦はもういいかなぁ」ということで、今回は乗鞍のメジャーお食事処”アビーロード”さんで昼食をとることにした。
美鈴荘さんからは距離1キロなのであっという間に到着。

この日は平日だったこともありガラガラ。連結状態でも余裕で駐車できました。
そして注文。
僕はソースカツ丼、嫁さんはカレーをオーダー


かつ丼はボリューム満点(笑)
アビーロードさんへ最後に来たのは何年前だろ?と思い、blogを遡ってみると、2010年9月で14年ぶりだった。
しかも前回もソースかつ丼をオーダーしてるし・・・・。
なんだか他のメニューにすればよかったと後悔(笑)
そんなこんなでお腹も膨れ、自宅へむけて出発。
今回も無事故無違反ノートラブルで残暑厳しい自宅へ帰宅。
今回は登山もあり、更に乗鞍を満喫できたし、リベンジもしっかりできました(笑)。
乗鞍、ホントいい所です。
本格的な秋にも行ってみたい所だけど、秋はすでに行先を決定済。
次回は新緑シーズンかな。
ではでは。
Posted by JO at 16:00│Comments(0)
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