2024年10月27日
車検
KIPを購入して早くも2年が経過。
車検満タンで購入したので今月が車検。
今回もユーザー車検での受検です。

車検満タンで購入したので今月が車検。
今回もユーザー車検での受検です。

KIPを購入後、出動回数も増えたので車検はショップにて「しっかり見てもらおう」と考えたが、
タイミングが合わず、今回もプライベート整備で臨むことにした。
まずはドロウバー周りから。
定番のクラック等の確認、注油、グリスアップだ。
750kg以下のトレーラーということもあって、750kg以下のトレーラーでよくある”オーバーラン金属部のクラック”が無いといいな。
と思い、化粧カバーを外してビックリ。
思っていた750サイズのオーバーランとは違っていた。

ついでに洗浄してクラック類を確認。

印字されている型番から調べてみると、”150V”というタイプの様だ。
そしてSPECを確認して更にビックリ。


許容重量:800-1500kg、許容垂直荷重:120kgとのこと。
ここでもさすがKIP。ケチリ感がない。
750サイズでは一般的に60Sだったり90Sが主流で、コイツの弱点はコの字にプレスしたカド部。
ココへの応力集中によるクラックをたまに耳にする。


60Sに至っては許容重量は750kgがmax、90Sでも1000kgなので、正直余裕がなく、これにヘッド側が強靭でしなやかさのない
フレーム車だったりすると、荷重の逃げ場がなく、許容以上の入力により板金が耐え切れずクラックが発生する可能性があるといことだ。
更に許容垂直荷重は75kg。これはかなり余裕のない数字だと思う。
我家のKIPもかなりのロートルだし、前オーナーの使用過程が不明なことと、この2年間で山坂道+それなりの距離を牽っぱり回したことで
ココの箇所が一番心配だったのだが、嬉しい誤算で安心した次第。
これからのトーイングライフで不安材料がひとつ減ったのはありがたい。
そんなこんなで、いざグリスアップだと意気込んだが、ニップルがドロウバーに存在しないのだ。
唯一は、駐車ブレーキ部のリンク部。
ウーム、、、これはこれで仕様なのだろうが、そういうものなのだと理解し、リンク部の注油、1ヶ所のグリス注入と、
ボルトナット類の緩みを確認し次の行程へ進む。
次は床下の目視確認。
フレーム、ブラケット類のクラック、ボルトナット類の緩み、他を確認。
異常なし。


小さいクセに立派なブラケット
ついでに備忘録としてアクスルの品番もパチリ。

B850-10
続いては、足周りの点検。
KIPにはALKO純正のジャッキが装備されていて、万が一の予行練習として今回はコイツを使ってのジャッキアップを試してみた。

本来このジャッキを使うには、フレーム側にALKOジャッキ用のブラケットをアドオンするハズなのだが、我がKIPにはソイツがない。

本来フレーム側にはL字のブラケットがセットで装着される。
ウーム、、、と思いながら、、「そうだとするとフレーム下端のジャッキポイントで持ち上げるしかないな」と思い、ジャッキを当てがって納得。
ジャッキにはフレーム側の受側(コンタクト側)に木材が取付られていて「なんだろ?」と思っていたのだが、
ジャッキを当てがって納得。この木材のおかげで、ジャッキ~フレーム間のクリランスがなんともちょうど良いのだ。

そしていざジャッキアップ。
楽々ではないが、どうにかジャッキアップは可能。
これで万が一の予行練習ができた。
ホホウ。と思ったのが、クルクル回すジャッキハンドルの形状が秀逸で、低い車高でもうまく逃げて回転できる形状となっていた。
まずはベアリングのガタ、異音をチェック。
異常なし。
次はブレーキのチェック。
分解整備・・・・
ドラムシュー残量を覗き窓からチェック。

残量あり、問題なし。
続けてドラム裏のカムをカタカタ動かしてブレーキ調整を行い、床下のチェックは完了。
-いざ陸運局へ-
今回は第3ラウンドを予約。
2年に一回の車検だが、要領はなんとなく記憶しているので書類の準備もスムーズに終え書類を提出。
そして、係の方の書類チェックを終え書類を渡された際に「ライトトレーラーなので測定ラインへ行って」の思わぬ一言が・・・(焦)。
うーむ、、、これはどういうことか。。。重量を計測するつもりなのか。。。。
なんせ、少々の荷物は降したおのの、そもそもムーバーだったり、ガスボンベだったりが積んだままだ。
装備品なので重量にカウントされない事はわかっているが、何となくスムーズに事が進むとは思えず気がのらない。。。
前車のKnaus 550でリヤオーバーハングを計測された際もそうだったが、”測定ライン”は気持ちが良いものでない(笑)
しかし、無視する訳にはいかず、唯一ガラガラの測定レーンへ進入。
そこで覚悟を決め(笑)しばし待つと検査員が駆け寄ってきた。
「さて」と意を決したものの、検査員の一言で一気に安堵へ(笑)
「慣性ブレーキだよね??、え??ココって言われたの??、ゴメンゴメン、3番レーンへ入って。あそこならこの長さでもokだから」
受付窓口の方は一体何と勘違いしたんだろうか??
まぁ、結果オーライなので気にしないようにしよう。
そしていつもの3番レーンへ。

長蛇の列でかなり待ったが順番となり、灯火類、フレームNO.、車内装備、いつもの検査を終え、検査ラインでは慣性ブレーキの検査。
無事合格印をいただけた。
これでまた2年間Towing lifeを楽しめます。
ではでは
-以下備忘録-
<費用>
・重量税印紙:11,400円
・検査登録印紙:500円
・審査印紙:1,800円
タイミングが合わず、今回もプライベート整備で臨むことにした。
まずはドロウバー周りから。
定番のクラック等の確認、注油、グリスアップだ。
750kg以下のトレーラーということもあって、750kg以下のトレーラーでよくある”オーバーラン金属部のクラック”が無いといいな。
と思い、化粧カバーを外してビックリ。
思っていた750サイズのオーバーランとは違っていた。

ついでに洗浄してクラック類を確認。

印字されている型番から調べてみると、”150V”というタイプの様だ。
そしてSPECを確認して更にビックリ。


許容重量:800-1500kg、許容垂直荷重:120kgとのこと。
ここでもさすがKIP。ケチリ感がない。
750サイズでは一般的に60Sだったり90Sが主流で、コイツの弱点はコの字にプレスしたカド部。
ココへの応力集中によるクラックをたまに耳にする。


60Sに至っては許容重量は750kgがmax、90Sでも1000kgなので、正直余裕がなく、これにヘッド側が強靭でしなやかさのない
フレーム車だったりすると、荷重の逃げ場がなく、許容以上の入力により板金が耐え切れずクラックが発生する可能性があるといことだ。
更に許容垂直荷重は75kg。これはかなり余裕のない数字だと思う。
我家のKIPもかなりのロートルだし、前オーナーの使用過程が不明なことと、この2年間で山坂道+それなりの距離を牽っぱり回したことで
ココの箇所が一番心配だったのだが、嬉しい誤算で安心した次第。
これからのトーイングライフで不安材料がひとつ減ったのはありがたい。
そんなこんなで、いざグリスアップだと意気込んだが、ニップルがドロウバーに存在しないのだ。
唯一は、駐車ブレーキ部のリンク部。
ウーム、、、これはこれで仕様なのだろうが、そういうものなのだと理解し、リンク部の注油、1ヶ所のグリス注入と、
ボルトナット類の緩みを確認し次の行程へ進む。
次は床下の目視確認。
フレーム、ブラケット類のクラック、ボルトナット類の緩み、他を確認。
異常なし。


小さいクセに立派なブラケット
ついでに備忘録としてアクスルの品番もパチリ。

B850-10
続いては、足周りの点検。
KIPにはALKO純正のジャッキが装備されていて、万が一の予行練習として今回はコイツを使ってのジャッキアップを試してみた。

本来このジャッキを使うには、フレーム側にALKOジャッキ用のブラケットをアドオンするハズなのだが、我がKIPにはソイツがない。

本来フレーム側にはL字のブラケットがセットで装着される。
ウーム、、、と思いながら、、「そうだとするとフレーム下端のジャッキポイントで持ち上げるしかないな」と思い、ジャッキを当てがって納得。
ジャッキにはフレーム側の受側(コンタクト側)に木材が取付られていて「なんだろ?」と思っていたのだが、
ジャッキを当てがって納得。この木材のおかげで、ジャッキ~フレーム間のクリランスがなんともちょうど良いのだ。

そしていざジャッキアップ。
楽々ではないが、どうにかジャッキアップは可能。
これで万が一の予行練習ができた。
ホホウ。と思ったのが、クルクル回すジャッキハンドルの形状が秀逸で、低い車高でもうまく逃げて回転できる形状となっていた。
まずはベアリングのガタ、異音をチェック。
異常なし。
次はブレーキのチェック。
分解整備・・・・
ドラムシュー残量を覗き窓からチェック。

残量あり、問題なし。
続けてドラム裏のカムをカタカタ動かしてブレーキ調整を行い、床下のチェックは完了。
-いざ陸運局へ-
今回は第3ラウンドを予約。
2年に一回の車検だが、要領はなんとなく記憶しているので書類の準備もスムーズに終え書類を提出。
そして、係の方の書類チェックを終え書類を渡された際に「ライトトレーラーなので測定ラインへ行って」の思わぬ一言が・・・(焦)。
うーむ、、、これはどういうことか。。。重量を計測するつもりなのか。。。。
なんせ、少々の荷物は降したおのの、そもそもムーバーだったり、ガスボンベだったりが積んだままだ。
装備品なので重量にカウントされない事はわかっているが、何となくスムーズに事が進むとは思えず気がのらない。。。
前車のKnaus 550でリヤオーバーハングを計測された際もそうだったが、”測定ライン”は気持ちが良いものでない(笑)
しかし、無視する訳にはいかず、唯一ガラガラの測定レーンへ進入。
そこで覚悟を決め(笑)しばし待つと検査員が駆け寄ってきた。
「さて」と意を決したものの、検査員の一言で一気に安堵へ(笑)
「慣性ブレーキだよね??、え??ココって言われたの??、ゴメンゴメン、3番レーンへ入って。あそこならこの長さでもokだから」
受付窓口の方は一体何と勘違いしたんだろうか??
まぁ、結果オーライなので気にしないようにしよう。
そしていつもの3番レーンへ。

長蛇の列でかなり待ったが順番となり、灯火類、フレームNO.、車内装備、いつもの検査を終え、検査ラインでは慣性ブレーキの検査。
無事合格印をいただけた。
これでまた2年間Towing lifeを楽しめます。
ではでは
-以下備忘録-
<費用>
・重量税印紙:11,400円
・検査登録印紙:500円
・審査印紙:1,800円
Posted by JO at 20:34│Comments(0)
│Tips